設立日 2021.7.11

特定非営利活動法人オホーツク鉄道歴史保存会

NPO Okhotsk Railway History Preservation Society  Established Jul.11.2021






特定非営利活動法人オホーツク鉄道歴史保存会ロゴマーク





※この図版は、北見を代表する美術家・故香川軍男氏の芋版画を権利者の許諾を得て使用しております。無断での使用はお控えください。
丹尾遺産車両(北見市常盤町) 
            オホーツクの鉄道史、そのスペクタクルとドラマを伝え遺す
かつてオホーツクは明治44年の鐡道院網走線の開通にはじまり、国鉄、森林鉄道、鉱山軌道、植民軌道など25にわたる鉄軌道が走りまわる鉄道王国でした。鉄道は文字通りオホーツクの開拓と近代化の牽引車であり、今日のオホーツクを形作る礎であったのです。鉄道は地域の経済と人々の生活に深くかかわる一方、その建設を巡っては様々な苦難と悲劇を生みました。そこにあるのは鉄道にかかわった人々のスペクタクルであり悲喜交々のドラマにほかなりません。
私達はオホーツクの鉄道史の記録と遺産を発掘し、記録し、公開します。それは忘れてはならないオホーツク近代化の実相を未来へ伝え遺すことだからです。
 
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更新日2024.9.18
当法人主催ツアー第2弾 20名限定・参加者募集中!


お申し込みはこちらから

2024年9月~11月の展示場公開日のお知らせ。

引続いて、以下の日程で鉄道車両の公開を行います。
(第2・第4土曜日の午後1時~3時)
9月14日・28日
10月12日・26日
11月9日・23日
北海道とオホーツクの近代化に貢献した歴史的車両を是非この機会に御覧ください
12月には、車両の冬囲いを行い、来年4月まで展示場は閉鎖となります。

「石北線写真展 in ヨ・ワフ」と「鉄道マルシェ」は終了いたしました。
6月15日~8月15日まで開催しました「石北線写真展 in ヨ・ワフ」にはたくさんのご来場を頂き
ありがとうございました。8月11日、同時開催の鉄道マルシェには200名を超える皆様にご来場頂き
重ねて感謝申上げます。


【終了】鉄道の日記念!石北線利活用ツアーを実施いたしました!

2023.10.14 遠軽町

ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

旧国鉄車両修復プロジェクト【第2弾】終了いたしました!

クラウドファンディングは10,136,000円のご支援を頂きました。ありがとうございました
修復の進捗状況は下記からご覧いただけます。

https://readyfor.jp/projects/orhps2


「石北本線写真展in郵便車スユ」は終了しました。
期間中、300名を超える皆様にご来場いただきました!
ありがとうござました。

2023年度定時総会が終了しました。

※決議議案は左記「2023総会議案」を参照ください。


クラウドファンディング<第一弾>へのご支援ありがとうございました。
オホーツクの鉄道史を未来へ繋ぐ「鉄道歴史記念館」をめざす

旧国鉄車両3両の修復に!

皆様から3,621,000円のご支援を頂きました。
修復の結果は以下からご覧いただけます。
https://readyfor.jp/projects/orhps1



9/19、石北本線バックヤードツアーご参加ありがとうございました。
  

   2022年度通常総会が終了しました。
    下記日程により通常総会を開催いたしました。
      日時:2022年6月11日(土)13:30より
      場所:北見市民会館第1会議室
   
    
 この廃車両(森林鉄道客車)の復元に取り組みます!
    
    この車両に関する情報と復元資金を求めています
          
   この廃車両はかつて斗満森林鉄道(帯広営林局)で使われた客車で、退役後は陸別町の利別川河川敷に児童公園の子供たちの
  休憩場として使用されていましたが、長く管理されることなく朽ちるにまかされていました。このたび関係機関の調整のうえ、
  北見市に移設し修復に着手することといたしました。しかし御覧の通り残されているのはほぼ骨組みだけで、型式に関する記録
  はなく、皆様からの情報提供を求めています。
  

陸別町利別川河川敷に管理されないまま残されていた斗満森林鉄道の廃車両(客車)
  
   この廃車両を北見市に移設した理由は、この車両がかつて温根湯森林鉄道で使用されていた客車と同型である可能性があるか
  らです。側面の窓数(7枚)、正面の窓数(3枚)、左右側面に設けられたドア位置が同一と思われます。型式としては岩崎レ
  ール製B型客車が最も近いと思われます。

  
  温根湯森林鉄道の客車として使われていた車両。
 この写真では「D型」という文字が見えます。B型
 客車はD型客車からの派生という理解もあり、B型
 とD型の推移についても、復元過程の中で考察した
 いと思います。
 
  温根湯森林鉄道は北海道最初の森林鉄道であるば
 かりか、この線路上をイトムカ鉱山と温根湯温泉軌
 道組合の車両が走ったという経過があります。いわ
 ば上下分離のオープンアクセスがされていたという
 他に類のない森林鉄道として、その考察はきわめて
 興味深いものになると思います。

※温根湯森林鉄道及び温根湯温泉軌道組合、岩崎レール製B型車両及びD型車両に関する情報をお持ちの方は、下記事務局まで情報をお寄せください。


私たちが取組むこと、めざすもの
オホーツクの鉄道はその建設に様々な苦難や悲劇を生み、一方で人々の日常生活に深くかかわってきました。オホーツクの鉄道の歴史を顧みることは、これに関わった人々のスペクタクルと悲喜交々のドラマを見ることにほかなりません。そのために私たちはNPO法人を設立し、かつてオホーツクを走り回った様々な鉄道と鉄道に深く関わった産業、生活、文化等の郷土史の記録や遺産を発掘、保存、公開します。オホーツクの今を歴史の中に置き、未来を構想するとき、オホーツクの鉄道と鉄道に関わる郷土の遺産と記憶を伝え遺すことは、必ずや多くの示唆と教訓を私たちに与えてくれると確信します。それは忘れてはならないオホーツク近代化の実相を未来へ伝え遺すことだからです。

法人が行うこと①:丹尾遺産車両の補修・保存・公開
「丹尾遺産車両」は故丹尾一男氏が収集した国鉄車両7台から構成されます。キ100のラッセル車は現役時代にオホーツク各地で活躍した車両、キハ27は石北線の急行列車として使用された北海道仕様の車両、スユ15は型式として現存する全国ただ1両の貴重な郵便護送車です。特にキ100は冬のオホーツクで最も活躍した車両で、実際にこれを動かした人も健在で、当時のリアルな話を聞くことができます。 >いずれの車両も塗装剥がれや腐食が進み、大規模修繕とその後の経常的な保守が必要です。大規模修繕は市民寄付とクラウドファンディングにより資金を調達し、経常的保守のための資金を得るために、キハ27の喫茶レストラン化、スユ15と緩急車は資料博物の展示車両としての活用、各車両の有料ガイド等も実施します。また展示場自体を様々な有料イベントの会場として活用します。

丹尾遺産車両の詳細は こちら

法人が行うこと②:森林鉄道や諸鉄軌道の資料の収集と公開
かつて、オホーツクには7つの森林鉄道と8つの軌道がありました。とりわけ森林鉄道は国鉄に繋がり、駅の周辺には巨大な貯木場が置かれました。オホーツクの町々は林業産業とともに大きな繁栄の時代を謳歌しました。この他鴻紋軌道、斜里殖民軌道、小清水鉄道など鉱山開発や内陸部の農業開発などに活躍した諸軌道の歴史資料の発掘や調査、収集、公開をおこないます。私たちはその最初の取組みとして、陸別に放置されている森林鉄道客車の廃車両を北見に移動し、復元公開を行います。

法人が行うこと③:鉄道&遺産観光のセンターとして
私たちは「丹尾遺産車両」展示場を拠点として、北見市内及びオホーツク各地にある鉄道遺産、産業遺産など近代化遺産を保存・活用事業を展開している団体・個人と連携し、これらの遺産や遺構に関する情報提供とガイド事業、これらを連携するツアーの企画やプロモーションを行いオホーツクの鉄道・近代化遺産観光のセンターとしての取組みを行います。

法人がめざすこと:オホーツク鉄道歴史記念館の設置
私たちが最終的にめざすものは「オホーツク鉄道歴史記念館」(仮称)の開設です。オホーツク近代化の歴史的街区である「丹尾遺産車両」展示場周辺での開設をめざします。北海道遺産である「ピアソン記念館」がオホーツクの近代化を文化の視点から、「ハッカ記念館」が産業の視点から伝えてくれるのに対して、「オホーツク鉄道歴史記念館」は近代化の実相を人々の営みのスペクタクルとドラマとして伝えます。この3つの記念館が揃い、オホーツクの開拓と近代化の真の姿が見えてきます。
 


 

 

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       理事長 長南 進一(ちょうなん しんいち) 
         
tel/fax 0157-31-0373
 
       
携帯090-9524-9315
E-mail info(アットマーク→@)orhps.org
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